富山県富山市で雨樋(あまどい)の修理をさせていただきました。
今回修理させていただいた雨樋はこちら
一見破損している風に見えませんが↓↓
高所の雨樋(あまどい)で少し見えずらいですが角の部分が破損しております。
※左が割れた部分、右が新品の雨樋
落雪による影響もありますが横に長い雨樋の場合は少し遊びを付けておかないと経年劣化や温度環境によって引っ張られたり縮まったりと角に力が加わって割れる事があります。
そこに落雪などがあると割れてしまいます。
今回は外した雨どいを切断して寸法調整画像ではわかりずらいですが天候や温度の変化により
伸縮する事も考えて遊びと呼ばれる部分を付ける事によってさらに長持ちさせるように
施工をしております。
※取り付け後の写真↓
今回は壊れて脱落しているわけでもないので写真でわかりずらい内容でしたが
屋外に設置されている雨樋(あまどい)は様々な環境要因にさらされております。
いい加減な修理と言うと悪い風にとらえられるかもしれませんが今回「遊び」の
部分をあえてつけております。
元々はついてなかったのですが最初の施工の際に「遊び」が付いていれば
雨どいが割れていなかった可能性は高いでしょう。
「遊び」を付けるのは実は結構面倒な作業でして
遊び無しパターン
集水器に横樋を取り付け→その部分に穴を開ける。
※2工程
遊びありパターン
横樋を切断して2分割にする→横樋を取り付け→集水器を取り付け→横樋を取り付け→更に微調整が必要
※5工程
このように工程数が大幅に増えさらには微調整をしなければいけなくなり雨樋(あまどい)
の取り付け作業はかなり大変になります。
これが家一軒分となるとかなりの工程量が増えますのであまりやりたがらない職人の方が
多いのは事実でしょう。
弊社ではこのような所謂「面倒な作業」を「必要な作業」として捉えしっかりと
実施しております。
この度はAMADOI富山を御利用頂きまして有難うございました。
また何か御座いましたら宜しくお願い致します。
雨樋(あまどい)修理担当濱西