雨樋交換工事のご依頼をいただき、今回特別な方法で施工を行いました。
通常の雨樋交換工事では屋根に手を加えることはほとんどありませんが、今回は瓦屋根の中に潜り込んでいる金具を交換するにあたり2列取り外して工事を進める必要がありました。


この方法を選んだ理由や、工事の流れについてご紹介します。
雨樋は、建物の屋根に降った雨水を効率的に排水するための重要な役割を担っています。
しかし、長年使用していると劣化や損傷が避けられず、放置すると建物の外壁や基礎部分に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、定期的な点検や交換工事が必要です。
今回のご依頼では、通常の交換工事では対応できない特殊な状況があり、瓦を一部取り外して工事を行うことになりました。
瓦を取り外す必要があった理由は、先ほど説明させていただきました瓦屋根の下に金具が潜り込んでいるためでした。このような場合、金具自体を切断して面打ちと呼ばれる屋根の先端にビス止めする方法を行うこともあります。このようなやり方は瓦を取り外す必要が無い為非常に楽に施工できますが、しっかり瓦を2列取り外し、慎重に雨樋を交換した方が長期的に長持ちします。
予算の関係で面打ちに切り替えざるおえない場合など存在しますので取り合え工事の際にプランニングはお話させていただいておりますのでご不明な点はお気軽にご相談ください。
工事完了後は、お客様にも仕上がりをご確認いただき、「以前よりも雨樋がしっかりして安心できる」とのお言葉をいただきました。
当社では、今回のように特殊な条件下での雨樋交換工事にも柔軟に対応しています。お客様の建物の構造や状況を踏まえ、安全かつ丁寧な施工を心がけています。雨樋の不具合や交換をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なご提案をいたします。

